洋画領域

Western-style Painting Cource

絵画はラスコーやアルタミラの壁画等に見られるように最も原初的であり、純粋な芸術の一形態である。画家は絶えず、「芸術とは何であるか」を問いながら創造に立ち向かうのである。結果として絵画は過去の歴史に示されるように次代の芸術の方向を示すこともできる。本領域はこのような認識のもとに流行に左右されることなく、本質的な創造へのアプローチを求める。

スピーカー

千種風香さん

2019年度入学

入試形態

推薦

入学前について

Q.受験しようと思った理由はなんですか?

総合大学であり、様々な学問分野の中で俯瞰して芸術について学ぶことができるという点が魅力的だったからです。

Q.美大ではなく筑波大を選んだ理由はなんですか?

前述の通り総合大学であること。それと、勉強も頑張りたかったからです。

Q.実技対策を始めた時期を教えてください。

高校 2 年生の冬頃から実技模試などに通い始めました。

Q.芸術に興味を持ち始めた時期を教えてください。

中学生の頃。美術室にあった誰も描かない石膏像がきっかけで芸術分野に興味を持ち ました。

現在・領域について

Q.所属領域でどんなことを学べますか?

ずばり、油彩画について学ぶところです。

Q.領域を決めたきっかけ・他に興味があった領域について教えてください

洋画領域と初めから決めていた。……つもりでしたが実際はかなり迷っていました。他 の領域の授業を取ることで自分の所属する専攻に対する理解も深まり、立ち返ってみようと思ったのがきっかけです。現代美術に興味があったので、総合造形領域と迷いました。

Q.今研究していることや、制作している作品の紹介をどうぞ!

壁画の物語性について研究したいと考えています。

Q.とってよかった授業はなんですか?

哲学通論:哲学の通説を丁寧に教えてくれます。常に問題を投げかけられる授業でとても楽しかったです。 現代美術論:標準履修年次4年生の授業ですが、先輩方に交じって取りました。美術について考える/書くことを鍛えられる授業だと思います。

今後について

Q.希望している進路について教えてください。

印刷や出版の分野で芸術に関わりたいと考えています。

Q.尊敬、参考にしている作家さんはズバリ!

詩人の茨木のり子。シュルレアリスムの画家たち。

Q.これからどんなものを制作したいですか?

日記のように、自然な絵画をたくさん書いてみたいです。