ビジュアルデザイン領域
Visual Communication Design Cource
ビジュアルデザイン領域では、ビジュアルデザインについて総合的に学び研究する。ビジュアルデザインとは、視覚に訴えて内容を美しく効果的に伝えようとする、デザインの一分野である。
多辺田風香さん
2019年度入学推薦
入学前について
Q.受験しようと思った理由はなんですか?
もともと世界史の先生になりたかったのですが、高校2年生の時教育実習の先生がたまたま芸専の方で、色々話してみてやっぱり芸術の道に進みたいなとなり芸専受けてみることにしました!
Q.美大ではなく筑波大を選んだ理由はなんですか?
面接の時には、全国で3校しかないパッケージデザイン専門の教授がいるからと答えましたが実際一番大きかった決め手は家からチャリで20分くらいだったからです
Q.実技対策を始めた時期を教えてください。
高校2年生の5月くらいです。ひたすらデッサンを1年丸々やった後、高3の夏に色彩構成を始めました。ペースは人それぞれなので時期が遅くても焦せることはないと思います!
Q.芸術に興味を持ち始めた時期を教えてください。
小さい頃から絵を描くのが好きでした。でも人間を描こうとしたら肌が紫だったりおでこからツインテールが生えていたりとお察しっていう感じの絵の下手さでしたね。
現在・領域について
Q.所属領域でどんなことを学べますか?
ヴィジュアルデザイン(以下VD)はその名の通りポスター、漫画や絵本、広告、パッケージ、ブランディング、エディトリアル、フォトグラフィーなど幅広いデザインについて勉強できます!そのためVD所属の学生の数もとても多いです。
Q.領域を決めたきっかけ・他に興味があった領域について教えてください
元々、パッケージデザインに興味があったことと1・2年生のときにとったVD系の授業が楽しかったからです!私はメッセージ性や問題解決を必要としない、ただただかっこよかったり惹かれるデザインを研究していける構成の楽しさも捨てがたく、領域選択の時には構成とVDで死ぬほど迷っていました。
Q.今研究していることや、制作している作品の紹介をどうぞ!
今はパッケージデザインの新しい展開について考えています。プラスチックパッケージではなく紙で包むことにも興味があります。
Q.今作ってる作品の解説等(写真に関連して)
今はパッケージデザインの新しい展開について考えています。プラスチックパッケージではなく紙で包むことにも興味があります。
Q.とってよかった授業はなんですか?
造形発想論という上浦先生の授業がとても印象に残っています。個性についての先生の考えだったり、量から質という考え方がすごく救われたというか、参考になったというか!とにかく入学したら是非受けてみてほしいです!
今後について
Q.希望している進路について教えてください。
デザイン事務所に就職したいと考えています!私はこれ専門でやる、という風に絞って仕事をするのではなく、デザインに関わること全般やっていくなかで専門としてやっていきたい道があればしぼりたいなという感じで考えています。
Q.目指している人物像について教えてください。
千原徹也さんです。千原さんはデザイン事務所をやりつつも喫茶店を開いたり新しいカルチャー発信を常に行なっていて、ちょっとでも面白いなと思うことはなんでもとりあえずやってみちゃう方です。自分にリミッターをつけずに行動し続けられるような人に私もなりたいです。あと色々なことをおもしろさとかワクワクを感じれる大人になりたいです!
Q.尊敬、参考にしている作家さんはズバリ!
葛飾北斎が大好きです。初めて美術館で北斎の作品に出会って衝撃を受けてからもうかれこれ5、6年ファンやってます。北斎の絵に囲まれて過ごしていたいです。最近のアーティストさんでいうとtamimoonさんが描く女の子がめちゃめちゃ好きです。
Q.これからどんなものを制作したいですか?
以前、友達に書いてもらった文章に絵を付け足して発信する活動をしていたのですが、もっとがっつりコンセプトから考えてエディトリアルと展示の中間をいく作品を作りたいなとほんわか考えています!